ぼうえん・くかく【防煙区画】
 火災時に、建物内の煙の拡大を妨ぎ避難を容易にするため、一定の床面積で区画する。そのこと。天井から下方に50cmまでが不燃になっていると防煙区画になる。

ぼうえん・たれかべ【防煙垂れ壁
 デパートの天井を見るとガラスがぶら下がっている。あれのこと。不燃材料であればよいので、必ずしもガラスとは限らない。

ぼうか・くかく【防火区画】
 火災時に、建物内の延焼を防ぎ避難を容易にするため、一定の床面積あるいは部屋の用途に応じ行う防火上の区画。その区画は耐火構造の床壁および(特定)防火設備で行う。

ぼうか・せつび【防火設備】
 昔の乙種防火戸を含む、延焼防止を目的とした開口部に設ける設備。

ほう・ぎょう【方形】
 四方向勾配で、勾配が1点に集中する形状。四角錐の屋根。

ぼうず・めん【坊主面】
 棚などの木口面が半円になっているもの。

ほう・だて【方立】
 連続窓の間に立てて窓建具を補強する柱のことをいう。「ほたて」という人もいるが、国語辞書には「ほうだて」となっている。

ポストフォーム
 木口に曲面をもつ板の表面にポリエステル樹脂またはメラミン樹脂を圧着したもの。カウンターの天板や棚板などに使われる。

ほぞ
 部材同士の接合において片方の部材にくり抜いた穴にあうように他方の部材につくりだした突起。

ぽつ・まど【ぽつ窓】
 単窓のこと。それに対して連窓(れんそう)や段窓(だんそう)という窓形式がある。

ほてる・じょう【ホテル錠】
 扉を閉めると自動施錠し外部からの不用意な開閉を防ぐ錠前の通称。

ぽりえすてる・けしょう・ごうはん【ポリエステル化粧合板】
 合板の表面にポリエステル樹脂を貼ったもの。「ポリ合板」「ポリ板」などと略している。その表面仕上げは多種多様であり、汚れにも強い。似た素材にメラミン化粧板がある。

ポリカーボ
 ポリカーボネイトのこと。衝撃に非常に強い樹脂。ガラスの代わりに使われる。ただし、引っかき傷はガラスより付きやすく、また紫外線劣化もガラスに劣る。

ほんじまり・じょう【本締錠】
 本締めボルト(デッドボルト)をもつ錠。開き戸の錠前はほとんどこれ。

ぽんち・え【ポンチ絵】
 なぜか建築では、たたき台のスケッチのことをそう呼ぶ。


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